2/2〜2/5
ある女の子の悩み
森宮優子。
自分が困っている、悩みがないという女の子。
学校での人間関係も勉強も何不自由なく過ごしていた。
ここ、引っかかりますよね?
ほとんどの人が中学、高校と何かしら困る事、悩みがあったと思います。
僕は数えきれないほど抱えていました🤣 そんなことは置いといて…
なぜこんなに落ち着いているのか
3人の父、2人の母から育てられてきました。
タイトルにもあるように、5人の親達の間を「バトン」のように渡って生きてきました。
実の父、母がいなくなり、血の繋がってない他人と生活することに。
親が変わる以上に学校での悩みなんて小さいものだったんですかね🤔
自分の意思とは関係なく変わっていく親達
変わって行く度に、目の前の事を受け入れる強いメンタルが出来上がっていたんでしょう💪
すごいなあ😭
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そんな中、あることをきっかけに気づくことができました
友人の女の子から、優子と仲良くしている男の子に好きと伝えて欲しいと頼まれる。
いざ、その男の子に伝えようとすると
自分から直接言えば良いのに、どうせ無理に決まっている、この男の子に申し訳ない、
自分判断で勝手に、伝えるのを辞めたんです。
そのことで友人とは距離が空いてしまった。
優子はそれでも話しかけ続けましたが、関係は直ることもなく時間だけが過ぎていきます。
ここで気づいたんです。
自分自身ばかり考えていたから、他人の気持ちを考えていなかった。
自分を守る判断をしたからこの結果になったんだと、気づいたんです
人ってこいうい経験をしないと、得られないことってたくさんあります。
自分中心の見方から、視野を広げてみること!
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もう1人の主人公
この物語は隠れ主人公がいます😂
2人目の母、梨花さん。
実の母ではないけど、優子を立派な大人に育てよう!
そう心に誓ったものの
収入はほとんど自分の欲しい物に使い、自己中心的な生活
時にはお金が無いことを理由に、優子に当たってしまうことも…
梨花さんは自分で気づいていたと思います。
「自分には優子を育てるだけの器がないんだ」と。
その為、優子の成長に伴い、その成長に必要なものを持っている人と結婚していきました。
お金がなかったから、不動産会社の社長さんと
次に親しみやすく責任感のある大手企業の部長さんと
梨花さんの旦那さんが変わり、梨花さんも優子と一緒に成長していきます
実の父親の人から、母親という自覚を
2人目の社長さんから、親という器の大きさを知り
3人目の大手企業の部長さんから、親という責任の大きさを知ったと思います。
主人公の優子の成長の変化もすごいですが、
自分的には梨花さんの人間的成長が読んでいて面白かったです!

人からバトンされて生きていく
親の間をバトンする度に
状況を受け入れ、その人から受け取ったものに気づいています
僕たちも、親が変わることはそうそうないですが
色んな人と出会うたびに、数えきれないものを受け取っていると思います。
その当時は気づかないものの、後から気づけるかどうか。
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僕は、人といざこざになることが多かったと思います。
その人と離れてスッキリするかと思っていたけど
逆にモヤモヤが強かったです
今、振り返ってみると
その人がどれだけ僕に対して信頼をおいていたか
真剣に向き合ってくれていたか
間違いを指摘してくれていたか
気づくことができました
離れることで初めて、その人がどれだけ大切だったか、存在の大きさに気づきました。
それと同時に、どれだけ自分が未熟で弱かったか🤣
自分を認めることて、こういう事なんだとこの本から教えてもらいました
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僕たちは、言い換えれば
人と人にバトンされながら成長し
その後バトンを渡す存在になっていくと思います。
人からバトンを受け取るたびに、素直に受け入れ、自分のものにして
堂々と人にバトンを渡す人間になりたいですね✨
人との繋がりを大切に
人から受け取ったものに気づけるかどうか!
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