「お漏らし少年」が鍼灸師へ

経験から

お客様との施術にてよく聞かれることかあります

なんで鍼灸師になったの?

高校の部活にトレーナーさんがいて、かっこよかったから。

元々スポーツに関わる仕事がしたかったから。

などなど過去を振り返ったときに思い出しますが、一つ強烈なきっかけがありました

小学生の時の出来事

何年生かは詳しく覚えていませんが、ずっと人に言えないコンプレックスがありました

タイトルでも分かるように

お漏らしがなかなか止まらなかったんです(笑)

寝てる間にするのはわかる話ですが、自分は日中なんです。今考えたら笑い話ですが、当時は相当悩んでいました

小学校の授業中。トイレに行きたくなる事がよくありました。そんなことはよくある話ですよね

そもそも授業の間の休み時間に行けよ!って思いますが(笑)

当時の僕は友達とふざけ合うことが大好きだったので、トイレも忘れて遊んでいました。

そしたら授業中に行きたくなります。ここが問題

恥ずかしくて、自分1人授業中にトイレにいくことができなくてずっと我慢してました。(恥ずかしがらずに行けばよかったものを、、、笑)

我慢できる時もあればそりゃ、ダムが崩壊する時がある訳ですね

そんな生活を小学校中学年までしてました

お灸との出会い

そんな自分を見かねて叔父がお灸を据えたんです。

当時のお灸のイメージは「悪いことをしたら、すえられる」怖くてとても熱い!マイナスなイメージしかなくて「すえてやる」と言われた時は怯えてました(笑)

実際にすえてもらいましたが、やっぱり熱い🥵

腰の方に痕がつくほど!

頭の中で文句をずっと言いながら耐えて、耐えて、

数日かけて何回かやってもらいました

なんと、お漏らしが止まったんです!

もうお灸をしたくない!という気持ちもあったのは事実ですが。

授業中に我慢するほどの尿意に襲われなくなり、ちゃんとトイレに行けるようになりました(当たり前ですが、自分の中ではそうじゃなかった。)

当時は何も思わず、「あ、治ったわ」くらいでそのまま成長していきました

そしてトレーナーになりたかったから、専門学校の説明会へ。

鍼灸とのつながり

その説明会にて思い切って今までの事を質問してみました。

お灸と東洋医学の繋がり。

東洋医学とは、世界三代医療とも言われる歴史と伝統がある医療です。日本に伝わったのは江戸時代とも言われています。そこから発展と医療の進化にて今に至ります

患者が訴える症状だけを見るのではなく、その人全体を見て総合的に治療をしていく。興奮している部位を抑え、逆に弱っている部位を強くする。

お漏らしは腎、脾、肺、肝など様々な原因が混ざり合うと起こりやすくなります。

腰や背中にはそれらのツボがあり、それを刺激すると身体が調整されます

叔父がそこまでわかっていたのか、とは思わないですが自分の中では腑に落ちました

鍼灸って面白い!そう感じてトレーナーと鍼灸の勉強に明け暮れました

そんなきっかけで鍼灸という仕事を始めました!

この思い出はずっと忘れません。この想いを忘れずこれからも誰かの幸せのために動いていきます

PS
どんな恥ずかしい思いでも、笑い話になる!(笑)

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